不動産において、二人以上で分割する場合には、等価分割と共有の方法があります。海洋散骨を利用した私の場合には、2つに分けていかなくてはいけなかったので、土地の大きさからも、接道などの問題による立地面からも、1つでおいてから、「時期を見て売却に出る」ということを考えておりました。
私が肝要に思いますのは、この「時期を見て売却に出る」という時間的な制約のない方策の立て方によって、様々なメリットがあることです。即座に売らないともう一人の相続人と上手くいかないなどいったケースが、一番相続の金額を減らすパターンだと思います。
ですから、もう一人の相続人と事前に「このようなサービスがあり、2人で持っていてもいいよね」などと話をしていることが大切です。ここに最大の肝要さを私は認識しています。私の場合には、最も利回りの良いレオパレスの賃貸経営に踏み切り、その土地に2棟立てました。これにより、それぞれ感もあり、よかったです。しかし、売り出すタイミングに2人で異論が生じてしまい、「1棟の方が良かったかな」とも思っております。