本当に中途半端に財産があると、後々の家族の関係が難しくなるという現実を思い知らされることになりました。昔から仲の良いことで知られた兄弟の関係も両親の逝去という事態を迎えて、難しい局面を迎えることになります。
大阪で散骨した父親の後を追うように母親も亡くなってしまったことで、我が家の相続の行方も極めて難しくなっていくことに。実家には両親のみしか住んでいないため、死亡の連絡を受けてからは、さまざまな法事などで慌ただしくなりました。確かに弟夫婦の方が親のところに良く顔を出していたのは確かですが、特別に仲良くしていたわけではありません。母親は弟の嫁ともある程度の距離を置いた関係を保っていたのです。
しかしながら、弟の嫁が相続のことになったら、妙に積極的な姿勢を見せるようになったためびっくりした次第です。長男である私をさしおいてなにかと仕切るようになりました。本当にお金の力は凄いと改めて思いました。当然ながら、私たち兄弟の関係性も微妙になった次第です。